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だしの話
2024/05/10 13:21
『全国のだし おだし堂』店長のつぶやきです。
鰹節(かつおぶし)はだしを取ったり、そのまま食べたりする日本独自の文化になります。
鰹節をどのように作るのかと種類をご紹介します。
〇鰹節はどのように作られる?
1)頭や内臓を取り除いたかつおを3枚におろします。
2)籠立て。カゴに丁寧に並べます。
3)煮熟(しゃじゅく)。茹であげます。
4)骨や汚れを取り除く。
5)焙乾(ばいかん)。燻し(いぶし)と乾燥をします。
6)焙乾を繰り返し2番火~15番火まで作業をします。
7)焙乾が終わったものが「荒節(あらぶし)」です。
8)数日乾燥させた荒節を削り形を整えます。
9)カビ付け。カビ付け専用の部屋で保管し寝かします。
10)カビ取り。カビの作業を繰り返します。天日干しをします。
11)2番カビを付けたのが「枯節(かれぶし)」です。
12)4番カビ以上が「本枯節(ほんかれぶし)です。
〇鰹節の製造期間は?
・「荒節」は製造におよそ1ヶ月。
・「枯節」は製造に3ヶ月~半年。
・「本枯節」は製造に半年以上。
〇カビ付けしている、していない違いは?
・「荒節」は、鰹削り節でカビ付けしていないもの。
・「鰹枯節」、「鰹本枯節」は、鰹節削り節でカビ付けしたもの。
※「花かつお」は、花びらのように見えるのでつけられた商品名で、荒節が使われています。
〇なぜカビをつけるの?
水分をカビが吸うことで、水分を減少させることができる。酸化や腐敗を防げます。また、うま味や香りが出て、上品な味になります。
〇なまり、なまり節とは?
煮熟した鰹を冷やしたものが「なまり」です。煮熟、骨や汚れを取り除き、焙乾を1回だけしたものが「なまり節」です。
鰹節を購入する際は、是非、「荒節(あらぶし)」か「枯節(かれぶし)」か「本枯節(ほんかれぶし)なのかをチェックしましょう!それと、鰹がないと鰹節は作れないわけで、鰹を漁獲する漁師、鰹節を作る職人に感謝し、手間暇かけて完成する鰹節を大切に味わいましょう。