だしの話

2024/05/21 09:32

全国のだし おだし堂』店長のつぶやきです。

今回は、三大だしの一つ「しいたけ」をご紹介します。

『生しいたけ』と『乾(干し)しいたけ』を比較すると、生か乾燥(干し)の違いで、どちらも旨味成分のグルタミン酸が含まれ、美味しい料理が作れます。ただし、『乾(干し)しいたけ』は、干したことにより、戻すと旨味成分のグアニル酸が豊富になり、グルタミン酸と交わることにより旨味が増し、栄養が高いのが特徴です。

ちなみに日本一ネタでは、

・『生しいたけ』の産地は、日本一が静岡県。
・『乾(干し)しいたけ』の産地は、日本一が大分県。

一般的に「しいたけ」でだしを取るには、『生しいたけ』でなく『乾(干し)しいたけ』を使います。『乾(干し)しいたけ』でないと旨いだしは出ません。

『乾(干し)しいたけ』は、「冬菇(どんこ)」と「(香信)こうしん」に分けられます。

違いは、

・「どんこ」は、しいたけの傘が7分開かないうちに採取したもの。肉厚。丸く見た目が良い。
・「こんしん」は、しいたけの傘が7分開きになってから採取したもの。傘が開き、肉が薄い。

どんこは、限られた時間でしか収穫出来ないこともあり値段が高くなります。そのため、贈答ギフトでよく使われます。

さて、調理に話しを変えます。

美味しく食べるには『乾(干し)しいたけ』を戻す必要があります。時間が掛かるので大変そうにみえますが、意外と作業は簡単です。それと、冷水で戻す前の『乾(干し)しいたけ』の保管は、冷凍ではなく、常温保存です。

《戻し方》

1)『乾(干し)しいたけ』を軽く水洗いをします。
2)タッパーか器に冷水を入れ『乾(干し)しいたけ』を浸し、冷蔵庫に入れます。
3)『乾(干し)しいたけ』の厚みにもよりますが、半日から1日そのままにします。
4)戻した『乾(干し)しいたけ』と、戻し汁(しいたけの出汁)の2つが完成。
5)戻し汁(しいたけの出汁)は、味噌汁、スープ、カレー、様々な料理に入れて使いましょう。

戻した『乾(干し)しいたけ』は、煮物、ステーキ、鍋物など幅広い料理にオススメです。しいたけは何の料理でも合います。また、戻し汁(しいたけの出汁)を使いきれないときは、冷凍することもできます。

《オススメのどんこ商品》
☆日本一の生産地:大分 茂里商店(大分県)☆